Moffバンドを活用した認知症患者の歩行解析に関する研究成果が発表されました

2024.07.17

ウェラブルデバイス「Moffバンド」を活用した積愛会横浜舞岡病院の千葉悠平先生らの研究グループによる研究成果が、
「Wheelchair dependence in patients with dementia: Focus on kinematic gait analysis using simple wearable accelerometers and gyroscopes」というタイトルでAssistive Technology誌に掲載されました。

 

論文：https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/10400435.2024.2348147

 

今回の研究では、認知症患者の車椅子移行率に関して、歩行時の特徴をMoffバンドを活用して解析した結果、歩行時の後ろ足が股関節で背中に対して4°以上伸展していない患者の場合、半年後に車椅子に移行する可能性が高いということが分かったとのことです。千葉先生によると、本報告は、認知症患者に対する運動学的な歩行解析を実施した世界で初めての報告とのことです。

 

また、本論文の解説動画が千葉悠平先生が運営されていらっしゃいますYUAD社のホームページに掲載されていまして、以下のURLよりご覧いただけます。
URL：https://www.dropbox.com/scl/fi/10msv18oa5ax5gci53bzf/.mp4?rlkey=0y5gf9etfqhrqq7w6uu57c85w&e=1&st=rt43hmh4&dl=0

 

弊社では、今回の研究成果も踏まえ、引き続き、超高齢化社会の我が国における健康寿命の延伸に資する医療機関・介護施設向け、自治体向け、個人向けの各種サービスの提供価値向上に努めてまいります。